ムービーネ

いいね!と思った映画をレビューする映画ブログ


【レビュー】「フィフス・ウェイブ」発想は良いけど内容はどうなのか?!


フィフス・ウェイブ (字幕版)

SFスリラー映画ながら、見やすい事、そして発想が良い映画です。 ただ、もう一声、ひねりが欲しいという事で、合格点止まりの評価としました。(寄稿ライター:会社役員、30歳、男性)

あらすじ

人知を超えた知能を誇る生命体アザーズが、地球を4度にわたって攻撃し世界人口の99パーセントが死滅。そんな荒廃した世界で、女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は離れ離れになった弟の行方を追っていた。アザーズが人間の内部に侵入できるために他人を一切信用できないという状況下で、彼女は一人の男性と出くわす。彼をアザーズではないかと疑いながらも惹(ひ)かれるキャシー。弟が連れ去られた可能性のある基地に二人で向かうが、アザーズによる第5の攻撃が始まろうとしていた。引用元

 プレビュー動画

www.youtube.com

オススメ度 7・・・★★★★★★★☆☆☆

原作は人気SF小説で、2016年のアメリカの映画ということもあって、映像や技術面においては問題はありません。

今までのSF映画では「宇宙人が出現した!」となると、戦争となればすぐに物理攻撃を開始するのが主流でした。

宇宙人(敵)が圧倒的な科学技術を持ち、ビームやシールド等を駆使して、人類が劣勢に立たされるという展開は、ある意味王道です。

しかし、この『フィフスウェイブ』では、宇宙人によるそういった主立った攻撃はありません。

タイトルにもあるように、宇宙人である知的生命体アザーズは「波」を発生させ、人類を滅ぼそうとします。

第一波では、人類が持つ科学技術を押さえ込む為、全ての機械を使用不能にします。

特殊な電磁パルスで、飛行機といった大きなものから、スマートフォンといった小さなものにいたる全ての使用を封じました。

当然軍も同様で、攻撃そのものが不可能となります。 さらに第二波では災害を誘発させ、また第三波では鳥によるウイルスを蔓延させ、人類を疫病で殺していきます。

実に宇宙人にとって効率の良い、また自軍に被害を出さずに人類を確実に減らす方法として感心しました。

かつての物理攻撃がとても無駄に思えるほど賢い方法といえ、この「発想」には驚かされました。

ただ、なぜ7にまで減ってしまったか…。 ストーリーの「発想」が良いのに、「宇宙人」感が少ないからです。

宇宙人であるアザーズは確かに賢いのですが、その存在を目で見て確認できないのです。

タコのような宇宙人なのか、そういったビジュアルがほとんど出てきません。

そうなると、せっかく宇宙人が攻めてるはずなのに、それを実感しにくくなってしまいます。

とはいえ、SFスリラー映画としては、相当に凝った作品をお求めだと厳しいですが、そのハラハラ感を感じるには十分なものとなりました。

ちなみに、映画の評価する点の一つ、またどの映画を見ようかと迷った時の基準にもなる、吹き替え声優に関しても、本作は力が入っています。

沢城みゆきや木村良平といった若く人気のある声優陣が出演していて、主演俳優・女優を知らないという人でも、この声優で食いついた日本人も多くいたことでしょう。

(寄稿ライター:suguru2013)

フィフス・ウェイブ [SPE BEST] [Blu-ray]

フィフス・ウェイブ [SPE BEST] [Blu-ray]