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【レビュー】「三度目の殺人」 絶対にもう一度見たくなる不思議な映画?!


三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

福山雅治さんと役所広司さんが透明にガラスを挟んで、弁護士と被疑者としてお互いにお互いの心理を読みあうという場面があり、見終わってからタイトルの「三度目の殺人」の意味をじっくり考えるという、ちょっと珍しい映画です。(寄稿ライター:主婦、63歳、女性)

あらすじ

勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛(福山雅治)は、殺人の前科がある三隅(役所広司)の弁護を渋々引き受ける。クビになった工場の社長を手にかけ、さらに死体に火を付けた容疑で起訴され犯行も自供しており、ほぼ死刑が確定しているような裁判だった。しかし、三隅と顔を合わせるうちに重盛の考えは変化していく。三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが……。引用元

 予告動画

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オススメ度 7・・・★★★★★★★☆☆☆

この映画を見終わって、すごく深い意味を考えたという人がいるかと思えば、なんだかよく分からなかったという人がいたりします。

映画が投げかける問題意識をどう受け止めるか、また受け止めかねるかによって「三度目の殺人」の印象は大きく違っています。

キリスト教について詳しい人には、いろいろなポイントでこの映画が示すヒントのようなものを汲み取ることができるかもしれません。

出演している人の心理を、分かりやすくセリフで表していなかったり、詳しい説明がないことで素通りしてしまうような映画の中のシーンに重い意味合いが隠れていたりするのではないかと思える映画です。

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被疑者役の役所広司さんの笑顔の裏にある心理や、ガラスで隔てられた反対側にいる弁護士役の福山雅治さんの被疑者に対する心理の変化など微妙な中に、この映画のテーマが静かに横たわっています。

殺された男性の娘役の足の悪い高校生を広瀬すずさんが演じていますが、一歩一歩足を引きずりながら進む姿は、暗い過去を引きずるような重い暗さが印象的です。

殺された男性の妻役は斉藤由貴さんですが、実生活のゴタゴタがオーラのように役の雰囲気にまとわりついて一種異様な感じが醸し出されていて、それはプラスに働いているようなところがあります。

 

見終わって、もう一度見たいと思う映画がありますが、いろいろな意味でこの映画も間違いなくもう一度見たいと思える映画のひとつです。

(寄稿ライター:はちどり)

『三度目の殺人』メインテーマ

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